【未解決】iOS/iPad OSのショートカットアプリでNature Remo 3(シーリングライト)と+Style(E17電球)の照明を同時に操作

プラススタイル(+Style) LED E17 ソフトウェア・サービス
+Style LED E17

Fitbit Sense×Googleアシスタントの不具合

メインで使用しているスマートフォンがPixel 7でスマートウォッチがFitbit Senseのため、家電の操作はGoogleアシスタントを使っていました。

Fitbitを着けたまま、Bluetoothの通信範囲外に出ることが最近多くなったためか、FitbitからスマートフォンのGoogleアシスタントを操作しようとすると、「Bluetoothに再接続してください」、「スマートフォンでBluetoothを確認してください」、あるいは「スマートフォンでFitbitを開いてください」問題が頻発するようになりました。

ベストであろう①Fitbit Senseの初期化→②Fitbitアプリの再インストール→③再設定も試しましたが解決しませんでした。この問題はユーザー側が試行できる抜本的な解決策がなさそうです。

iPad OSのショートカットアプリの設定方法

手元にiPad mini第5世代がありますので、iPad OSのショートカットアプリとSiriを用いて、家電の操作ができないか試してみることにしました。

寝室にはパナソニック製のシーリングライトとプラススタイル(+Style)のE17電球があります。シーリングライトはNature Remo 3というスマートリモコンを用いて操作しています。電球は直接Wi-FIに繋がるタイプなので公式アプリから操作できます。

パナソニック製シーリングライトを点灯。

Nature(のリモコンの先にあるシーリングライト)側ですが、Nature公式の下記URLの通りに設定しました。
(Nature Homeアプリからシーリングライトを操作できる状態であること前提としています)
https://support.nature.global/hc/ja/articles/900001793126

①Nature Homeで【コントロール】にある【ライト】を選択し、【ON】ボタンを押します。

②ショートカットアプリに戻り、【新規ショートカット】の作成、検索バーで「Nature Home」を検索し、【その他】にある「ライトに全灯を送信」ボタンを押し、アクションを追加します。

③ショートカット名の横の下矢印をクリックして、名称を「ライトを点けて」に変更します。

④またオプションですが、ショートカットの実行時に「OK」ボタン押すよう通知する表示をオフにしました。

これで、ショートカットからボタン操作またはSiriから音声操作でシーリングライトを点けることができます、と言いたいところなのですが問題発生です。

「ライトを点けて」とSiriに頼むと、「家の中に設定済みの照明がありません。フラッシュライトをオンにしますか?」と聞かれ【いいえ】【はい】ボタンが出てきます。【いいえ】を押すと「Homekitアクセサリが設定されていないようです」と出てきて【ホームアプリを開く】ボタンが出てきて終わりとなります。

「ライトを点けて」から名称変更し、「シーリングライトを点けて」としても結果は同じでした。ホームハブとなるApple HomePodやMatter対応リモコンを持っていないためホームアプリは使用してません。この問題は未解決です。なお、このあと「照明を点けて」というショートカットも作成するのですが、この未解決の問題が立ちはだかってきます。

シーリングライトを消灯。

先ほどの①〜④のプロセスの繰り返しで、アクションを「ライトに消灯を送信」に、ショートカット名称を「ライトを消して」に設定します。

これでボタン操作とSiriから音声操作でシーリングライトを消すことができます。「ライトを消して」については、Siriは思った通りに機能してくれます。「Hey Siri、ライトを消して」と言うだけです。

+StyleのE17電球を点灯。

+StyleのE17電球の場合は、下記のURLの通り+Styleアプリから設定します。
(+Styleアプリから電球を操作できることを前提としています)
https://plusstyle.jp/support/manual/plusstyleoriginal-automation-siri/

①下部タブで【スマートモード】に切り替え、【シーン】を選び、【+】ボタンを押します。するとスマート設定画面になるので、【シーン設定】をタップします。

次の画面で「さらに」の部分の【+】ボタンを押します。【デバイスを実行する】をタップし、次の画面で【ランプ】をタップします。【電源】を「オン」、【明るさ】を「100%」、【黄色ー白色】を「100%(白色)」に設定します。【完了】ボタンを押し、シーン名の入力画面で「ランプを点ける」と入力します。

②【スマートモード】画面から、右下にあるSiriを追加ボタンを押します。次に①で作成したショートカットをタップします。するとショートカットが自動的に追加されます。この際に【音声フレーズを変更】をタップして、「ランプを点けて」と設定します。【完了】ボタンを押すと、ショートカットアプリに追加されます。

電球を消灯。

上述①〜②のプロセスの繰り返しで、シーン名を「ランプを消す」、ショートカットの音声フレーズを「ランプを消して」に設定します。

これで電球についても、ショートカットアプリからボタン操作またはSiriから音声操作をすることできるようになりました。

シーリングライトと電球と同時に操作する。

同時に点灯(ボタンのみ)。

①ショートカットアプリで、「+」から新規ショートカットを作成し、検索バーに「+Style」と入力して検索→その他のアクション「ランプを点ける」をタップする。

②その画面のまま、検索バーにNature Homeと入力して検索→その他のアクション「ライトに全灯を送信」をタップします。

③オプションとして、各「実行時に表示」をオフにします。

④ショートカット名の横下矢印(↓)をタップし、名称を変更で「照明を点けて」と設定します。アイコンは任意とします。

同時に消灯(ボタンとSiri)。

上述①〜④のプロセスを繰り返して、今度はアクション「ランプを消す」と「ライトに消灯を送信」を追加し、ショートカット名称を「照明を消して」に設定します。

これで準備は整いました。ですが、Siriに「照明を点けて」とお願いすると、先述のように「家の中に設定済みの照明がありません」問題に遭遇します。

ブックマークをホーム画面に追加

ですので、同時に点灯する場合だけはホーム画面に追加したボタン(ブックマーク)から操作しています。ブックマークを追加する方法は、ショートカットアプリでショートカットを選択してから、ショートカット名の横下矢印(↓)をタップしてから、「ホーム画面に追加」をタップします。

念のため、「照明を消して」もホーム画面に追加しました。ホーム画面は下図となります。アイコンの色と記号は任意に選択できます。

これでシーリングライトと電球を同時に操作できるようになりました。Siriに「照明/ライトを点けて」でホームアプリが優先される問題は未解決です。回避方法を探っていきたいと思います。

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