MacBook Pro Mid 2015にChrome OS Flexをインストール→Linux Mint

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MacBook Pro Mid 2015(Retinaモデル、15インチ)にChrome OS Flexをインストールしました。

インストールを準備する - ChromeOS Flex ヘルプ
管理者が Windows、Mac、Linux デバイスに ChromeOS Flex をインストールすると、ユーザーは ChromeOS デバイスのさまざまな機能を利用できるようになります。 始める前に デバイスのモデルが認定されているかど...

上記、Google公式のChrome OS Flexのインストールガイドに従ってインストールします。機種IDはMacBookPro11,4またはMacBookPro11,5で(システム情報でメモを取りそびれました)、Chrome OS Flexの認定リストには入っていません。しかしIntel Macですのでインストールできるはずだと考えました。

Macですので、optionボタンを押しながら電源ボタンを押し、ブートローダー画面に入ります。EFI Bootの部分の上矢印(↑)をクリックするとインストールが始まります。

ようこそ画面で日本語(日本)を選択して、言語→入力方法を日本語→日本語にしました。

設定完了と行きたいところでしたが、Wi-Fiの選択画面で、何度も親機を選択してパスワードを入力しても、接続することができませんでした。スマートフォンでアクセスポイントをオンにして、代替となる親機を用意しましたが、これも接続できませんでした。

これは内蔵Wi-Fiモジュール(のドライバ)に問題が生じていると考えました。MacOSのときには何ら問題なく動作していました。

そこで、スマートフォン(Pixel 7)とUSBケーブルで有線接続してUSBテザリングを利用できないかを試しました。結果として「イーサネット」として認識し、その後のGoogleアカウント入力画面に進んでくれました。

キーボードがMacとChromebookでは違いますので、やはり使い勝手が異なります。コマンド(command)+スペース(space)で日本語入力⇔英字入力の切り替えです。

上手く動作しない機能は多くありそうです。ざっと調べた限りは下記です。

  • 内蔵Wi-Fi
  • ディスプレイの明るさ調節(キーボード、システム設定のスライダーとも)
  • キーボードLEDの明るさ調節
  • キーボード:「かな」「英数」
  • 設定→ユーザー補助機能→内蔵タッチパッドを無効にする

キーを押下しているときでもタッチパッドが反応してしまいますので、長文をタイピングしているときに不便を感じました。Chromebookの配列に対応した外付けキーボードを使う方が良いと思いました。Bluetoothは正常に動作しています。

【2025年3月15日追記】

無線LANが機能しないことに不便を感じたため、思い切ってLinux Mintをインストールすることにしました。

参考にさせてもらったのは下記のブログです。

MacにLinuxをインストール
古い機種を活用する!! Mac OS用のソフトウェア・各種ブラウザ等が古めのOSを切り捨てていく中で、対応しきれなくなった古いMacを如何に有効に活用できるか? 以前からLinuxをMacにインストールしていますが、ユーザビリティが優れMa...

Linux Mint 22.1 「Xia」のCinnamon Editionをダウンロードしました。

私(MacBook Pro 2015 Mid)の環境の場合、ドライバーアップデートで更新対象となるアップデートはありませんでした。内蔵無線LANは何ら問題なく機能しました。

インストール当初は、Bluetoothが立ち上がらず、マウスなどの機器が接続できなかったのですが、何度か再起動を繰り返すうちに使用できるようになりました。そのため、原因は謎です。

また、グラフィックドライバ関係で問題が発生したのか、YouTubeの動画がちらつきました。FirefoxでもChromeでも同じでした。

問題ないときもありましたが、再起動するとやはり問題が出てしまいました。問題が起きている場合は壁紙が正常に表示されないので、なんとなくグラフィック関連だろうと推測しています。

このMacbook Pro 2015 MidはGPUを状況に応じて切り替えるモデルだったと記憶していますので、問題が起きやすいのかもしれません。

後継OS探しの旅は長く続きそうです。

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